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介護に求められるコミュニケーションの技術と信頼関係

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お互いの信頼関係

2016/08/28

お互いの信頼関係

相手を思う気持ち

人を介護するには専門的な技術ももちろん必要ですが、作業のように仕事をしていてはお互いの信頼関係を築くことはできません。そこで重要になるのがコミュニケーション力です。
介護を必要としている人達は、高齢者だけでなく、病気やケガなどで重い障害と闘っている人もいます。全ての人達に言えることは、自分で自分のことができないつらさを抱えているということです。それがたとえ仕方のないことではあったとしても、人の手を借りているということに引け目や悔しさを感じながら生活をしている人も少なくありません。
そのような気持ちが相手の心の中にあるということを理解し、思いやりのある態度で接するように心がけましょう。

介護現場でのコミュニケーション

介護現場には様々な状況の人がいるので、その人の状態によってコミュニケーションの取り方は臨機応変に変えていく必要があります。
認知症の高齢者の方とのコミュニケーションは、特に忍耐強さが求められます。程度にもよりますが、人によっては自分が誰でどこにいるのかが全くわからないような人もいます。認知症の人は前に言ったことを覚えていないことが多いので、毎回同じことを言う必要があるかもしれません。そのような場合に、忘れたことを指摘してどうして覚えていないのかということを責めるようなことがあってはなりません。
認知症の人はなりたくてそうなったわけではありませんし、話せばわかる問題でもないのです。どんなに話が通じなくても相手の尊厳を損なうような言動はせず、暖かく接するように心がけて認知症の人が安心感を持てるように接しましょう。

話すのではなく聞くことが大切

介護者がコミュニケーションを意識する時に、話しかけることに重点を置いてしまう場合も少なくありません。しかし、それよりも大事なのは相手の話に耳を傾けることです。不安や焦りなど、つらい感情を抱えている人は、話を聞くよりも聞いてほしいものです。
介護をしながら何気ない会話をする中で、相手の体調や気分を伺うような質問をすれば、自分の心の中にあることを話し始めるかもしれません。そのような時に、落ち着いて耳を傾けながらうなずくだけでも相手の心が軽くなることもあります。
コミュニケーション力の高い人は、話上手ではなく聞き上手であるということを念頭におくようにしましょう。

介護は上下関係ではない

介護をしてあげているという気持ちで仕事をしていると、利用者との間に上下関係が生じてしまう可能性があります。そのような気持ちの延長線上には、虐待などの危険が潜んでいます。介護という仕事で収入を得ている以上、介護をさせてもらうことによって自分の生活が成り立っているのだということを忘れずに、謙虚な気持ちを持って日々の仕事に取り組む姿勢がとても大切です。

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